「内部リンクって何?」
「内部リンクはSEO対策の一つって本当?」
「内部リンク対策のメリットは?」
内部リンク最適化はSEO対策の中でも最重要の分野です。外部リンクとは違い、内部リンクはこちら側で直接対策することができる一方、やるべきことや注意点がいくつもありますので全体像をきちんと把握した上でページランクを上げるための対策をすることが肝心です。本記事では、内部リンクの全体像や、具体的な最適化の方法をお伝えします。
ここできちんと「内部リンクを最適化することの意義」について理解できるようにすればOKです。
■著者紹介
通称「ぽんた」。インフルエンサーであるマナブさんのモットー「個人で稼ぐ」「自由に暮らす」生活スタイルに憧れて、6年前から独学でブログ武者修行を始めました。彼の代表作であるmanablogをこれまで100時間以上読み込んで、将来Webライターになれるように頑張ってます。西日本出身Fラン大学卒業後10年間フリーターとして数多くの業界や職種を経験してきて現在は投資✕アルバイト✕ブログ執筆を掛け持ちしながらマナブさんの自由な生き方に少しでも近づけるように日々奮闘しています。
■内部リンクとは?
内部リンクとは、自サイト内を行き交うリンクのことを指します。
内部リンクを最適化することは、外部リンクを獲得することと同様にSEO対策を行う上で重要な要素のひとつです。なぜならば、クローラーはページ内のリンクをたどりながらページを移動しインデックスしたり、そのつながりを判断しページやサイトを評価していくからです。
外部リンクと違う点は、内部リンクは自分でSEO対策することが可能なことです。
外部リンクについての記事はこちら🔽
【結論】外部リンク最適化は"質の良い記事を量産すること"【SEO対策の本質です】 - PONTABlog
■SEO対策における内部リンク最適化
内部リンクはSEO効果があります。検索エンジンのロボットは内部リンクをたどってウェブサイト内をクロールし、ページの情報を収集してインデックスします。ウェブページはインデックスされることで、初めて検索結果に表示されるようになります。
仮にどこからもリンクされていないページをぽつんと作成したとしても、そのページが検索結果に表示されることはありません。なるべく早くインデックスされるためにも、検索エンジンロボットの「道」である内部リンクを作成しておきましょう。
またウェブページはそれぞれGoogleから「ページランク」という数値で評価されていますが、リンクすることでページランクの評価が伝わっていくという効果もあります。ページランクは検索上位表示のための重要な指標です。
■効果がつながる!内部リンク設計4つ
内部リンク設定について、効果につながる4つの方法を解説していきましょう。
1. aタグを最適化する
リンクを張る際はaタグを使用します。このとき、アンカーテキストに対策したいキーワードを必ず入れましょう。よくやりがちなのが、「○○の詳細はこちら」のように記述し、このテキストの「こちら」だけをアンカーテキストにしてしまうというもの。これではリンク先のページのキーワードがGoogleに伝わりません。この場合は「○○」がキーワードなので、その部分をアンカーテキストに含めるようにします。また、aタグは画像に設定することもできますが、Googleは画像が何なのかまでは判別できないので、画像のalt属性にキーワードを入れましょう。
2.パンくずリストを作る
パンくずリストとは、そのページがウェブサイトのどの階層にあるのかを示す内部リンクのことです。例えば食品を扱うECサイトなら、「TOP>レトルト食品>レトルトカレー」のように、大きなカテゴリページを作成して、そこから各商品へリンクを張るようにします。リンクすることでアンカーテキストにキーワードを含めることができ、「レトルト食品」と「レトルトカレー」の結びつきがGoogleに評価されて商品ページの検索順位向上が期待できます。また、パンくずリストを適切に作成するとユーザーにとっても見やすいウェブサイトになります。
3.重要な記事には内部リンクを集める
内部リンクを多く張ることでGoogleの評価を高めることができます。ウェブサイトの中でも重要な記事にはリンクを集められるようにしましょう。リンクを集めることでGoogleが重要な記事だと認識してくれやすくなり、結果的に上位表示されやすくなります。もっとも、自然に内部リンクを増やすにはパンくずリストを作ることです。
4.サイトマップを作る
サイトマップとは、ウェブサイトの構成がリスト形式で記述されたページです。訪問者のユーザビリティを上げるだけでなく、ウェブサイトの各ページへリンクを張ることができるため、内部リンクの数を自然に増やすことにもつながります。特に大規模なウェブサイトではサイトマップが必須といえます。小規模なウェブサイトなら、フッターをサイトマップとして使う方法もあります。すべてのページについて、しっかりと階層構造がわかるように記述しましょう。
■クローラーが巡回しやすい構造に注意
検索エンジンのクローラーはリンクを辿りながらページを見つけて、インデックスしていきます。従って内部リンクを最適化することによってクローラーが巡回しやすい環境を整えることは、コンテンツ規模が大きいサイトであればあるほど欠かせない施策となります。
・サイト全体のナビゲーションとなる「グローバルナビゲーション」
・コンテンツ間のナビゲーションとなる「ローカルナビゲーション」
・主要コンテンツへの誘導や、自分の運営する他サイトへのリンクを設置する「フッターリンク」
・上位の階層となるWEBページを階層順にリストアップしてリンクを設置する「パンくずリスト」
・わかりづらい単語の解説や、詳しい内容が他ページにあるときに設置する「補助リンク」
・サイト上に展開されるコンテンツ一覧を示す「サイトマップ」
リンクを最適化することにより、訪問者やクローラーがサイト内を回遊しやすくなるだけでなく、サイト内の情報構造を検索エンジンが体系的に正しく理解しやすくなります。
■ユーザーや検索エンジンの評価を下げないように注意
リンクのアンカーテキストに必要以上に特定キーワードが含まれていたり、同じアンカーテキストを同じページ内で無駄に使用しすぎるなどの方法は良くありません。
アンカーテキストを過剰に詰め込むなどの不自然な形で内部リンクを貼りすぎると、かえってユーザーの信用や検索エンジンの評価を下げてしまいます。
本記事の参考サイト:
https://www.seohacks.net/blog/906/
■まとめ
内部リンクを最適化するメリットは少なくありません。ただし内部リンクは闇雲に設置すればいいというものでもなく、内部リンクを貼る文脈も大変重要です。
ご自身のサイトに合わせて適切な内部リンク設計を行いましょう。