こんにちは。ぽんたです。
今回は、お金についての哲学的考察をしていきます。哲学って幅広くて雑談みたいな内容なのですがご興味あれば最後まで読んでみて、感想や意見を聞かせてくれるとうれしいです。
内容自体は当たり前の話で小学生でもわかる内容なのですが、お金とはなんぞやと改めてその存在意義を問いかけるような視点で書いています。文章も比較的平易に書いてますのでぜひお時間あるときに5分程度でササッと読んでいただけたらうれしいです。
「なぜ、お金が必要なの?」
生きるためにはお金が必要です。毎日の食材はお店でお金を払って買っています。お金があればお酒も飲めるし贅沢もできます。これらの行為を消費と言います。まずは食材の話からしましょう。
「食材はどこから来るの?」
自分たちの土地で取れないものは他の土地からいただく。相手の土地にないものはわたしたちがシェアするんです。
「なぜ、それぞれの土地で取れる食材は違うの?」
世界中の土地がすべて同じ土地ではないので収穫される食材もそれぞれ異なります。なぜなら気候や土壌の違いがあるからです。
同じ名前の食材でも、品種が違ったりします。品種が同じでも銘柄(ブランド)が違うということもあります。
食材の偏りに違いがあると人間の栄誉素にも偏りが生じてしまうので貿易をします。
人間に必要な栄養素はある程度決まってるけど、その食材が周りにない場合は他の土地からいただかなければなりません。結論として、「偏り」を少なくするために貿易が始まりました。
「お金の役割は?」
物同士は相対的な価値で判断します。相対的な価値基準がお金です。だからお金が基準です。物々交換だと駄目です。何故なら貿易の際、物同士で直接の価値を比較することが難しいかったからです。
例えば、商品Aは毎年100個生産できるが、商品Bは50個しか生産できない。1個対1個に対応しません。Aを2個とBを1個交換するのも駄目です。なぜなら今度は物の重さや収穫量や質の良さなどのあらゆる要素が関わってくるほか、商品Cと商品A、商品Cと商品Bの相対的な価値ペアが違ってくるからです。"物同士"で価値を比べることはほとんど容易ではありません。
だから相対的な価値基準を図るものとしてお金が生まれました。なので実はお金自体に価値はないけど、お金は物の価値を表します。
日本においては食料自給率を始め、海外からの輸入に頼らざるを得ない現状もあります。
日本は物ではなく技術力で勝負
日本は資源が少ない国です。昔から技術力を武器にして世界と闘ってきました。国土面積が小さくても、土地が痩せこけていてもできることがあります。また、日本人の精神性はも優れているものがあります。明治時代には富国強兵のもと欧米列強はじめ世界の仲間入りを果たしました。
日本の必死さが驚異的な技術力を生み出し、今ではジャパニーズクオリティとして世界中で信用性を高めています。
弱肉強食の世界は人間にも当てはまり、歴史的に見ても小国は大国の言いなりですが、1970年代-80年代にかけての驚異的な日本の経済成長は確かに目を見張るものがあります。小さな国でもうまくやればそれなりに物事がはかどるものです。
お金で価値を図る際、日本は物が少ないので物を仕入れて質の高い加工品を作ることで成功した国の一つです。つまり今風に言えば付加価値を高めたサービスを展開できているから、食材に乏しくても世界と肩を並べることができています。
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スタート地点が大富豪。
そういう人生って楽しいの?
親がお金持ちな家庭では、最初から子どもが裕福な暮らしをする確率は高い。
子育ての意義を理解している親御さんは、ある程度子どもの意志決定能力が育つ年齢までは、必要最低限の子育てをすると思う。親のためでもあるし、長期的には子どものためにもなる。
例えば、お手伝いとお小遣い制。子どもはお小遣いを貯めて自分の好きな物事に使う。言い方悪いけど、親がお金持ちなら実験もしやすい。親が試行錯誤することの楽しさをわかってるならなおさら子どもにも試行錯誤の経験をさせてあげるのではないか。
お金はあるに越したことはないと思います。「金は出すけど口は出さん」と教えられたことがありましたがまさにその通りだなと思います。お金があればあるぶんだけ使いまくる人生も刺激的で楽しいと思いますが。
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世界の共通言語はお金。お金は目に見える価値基準。
日頃お金の意味について深く考えることはないですけど、この機会にお金の歴史やお金の存在意義について学んでみてもいいのではないかなと思いました。