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【囲碁のルール】囲碁の魅力を小学生でも分かるように説明します!

囲碁は勉強ではありません。

 

囲碁は遊びです。

 

囲碁の本を一生懸命読んでルールをしっかり覚えてから始めるものではありません。

 

囲碁は遊びとして楽しみながら覚えて行くものです。

 

まずは人が碁を打っている所を見ましょう。

友達、先輩、父親、母親、近所の人など身近な人が、囲碁を打っている所を側で繰り返し見るようにしましょう。

 

見ているうちに次のことが自然に頭に入って来ます。

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*碁盤、黒い石、白い石を使います。
*一人が黒い石を持ち、もう一人が白い石を
持ちます。
*最初に黒い石を1個、碁盤の上に置き、次に
白い石を1個置き、その後は交互に置いて
行きます。
*石を取ったり取られたりすることがあります。
どんな時に取られるのかは後からゆっくり
覚える必要があります。
*最後は獲った面積を比較します。
例えば黒74目、白65目で、黒9目の勝ちなどと
言います。

いきなり碁を打ってみましょう。

親しい人を相手にいきなり碁を打ってみましょう。

 

打っているうちに、ごっそり石を取られてしまうでしょう。

 

何回も取られているうちに、どんな時に取られるのか少しづつ分かって来ます。

 

取られる形の例をいくつか示しました。

1個取る

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白が1個、隅にある時、2個の黒で抑え込めば
この白の石を取ることが出来ます。
白が1個、辺にある時、3個の黒で抑え込めば
この白の石を取ることが出来ます。
白が1個、中の方にある時、4個の黒で周りを
囲めばこの白の石を取ることが出来ます。

2個取る

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白が2個、隅にある時、3個の黒で抑え込めば
この白の石を取ることが出来ます。
白が2個、辺にある時、4個の黒で抑え込めば
この白の石を取ることが出来ます。
白が2個、中の方にある時、6個の黒で周りを
囲めばこの白の石を取ることが出来ます。

3個取る

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白が3個、隅にある時、3個の黒で抑え込めば
この白の石を取ることが出来ます。
白が3個、辺にある時、5個の黒で抑え込めば
この白の石を取ることが出来ます。
白が3個、中の方にある時、7個、あるいは8個
の黒で周りを囲めばこの白の石を取ることが
出来ます。

たくさん取る

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たくさんの石でも、囲んでしまえば全部取って
しまうことが出来ます。

取られない形

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絶対に取られない形があります。目がふたつ
ある時です。
碁は一度に1個しか打てないから、二つの穴を
同時に塞ぐことが出来ないのです。そのため
目が二つあると、それらの石を取ることは
出来ません。
これを生き形と言います。

ここからの説明が大切で難しい所です。
実際に目を二つ作ることもありますが、
それより
目を二つ簡単に作れそうな、広い領地を獲得する
ことが囲碁の目的です。領地争いなのです。

相手が、目を二つ作ることがむつかしくなるように
相手の領地を狭めて行く。
自分は、目を二つ作ることが楽に出来るような
形に、領地を拡大して行く。
そして最後は領地の広さで勝敗を決めるのです。
これが囲碁の試合なのです。

コウ(劫)

囲碁にはコウ(劫)という面白いルールが
あります。
いきなり理解しようとすると頭が混乱するので、
後回しにしましょう。
5~6回ほど囲碁を打って、すこし慣れてから
コウを少しずつ学んでゆきましょう。

まとめ

 

最初は何がわからないのかもわからない状況だと思います。

 

わからなくてもいいので、まずはどこでも打ってみましょう。
いずれは感覚がわかってきます。

 

わからなければ少し調べるだけ。

 

今の時代はネットも発展してるので、教材や疑問を解決する手段としては事欠きません。

囲碁はとにかく実践あるのみ。わからなくてもわかるところだけでまずはいいのでとにかく打ってみましょう。そしてまた本を読んで疑問に思ったところを解決してゆきましょう。


それを繰り返して、何か月か経つと、全体の組み立てが分かってきて、コウ(劫)の意味も分かって、ゲームの駆け引きの面白さが分かってきます。


ついでに布石、定石、捨て石、一目置く、駄目、手抜き、など囲碁から生まれた日常語の意味も分かるようになるという特典付き。

 

囲碁のルールがわかるようになってくると途端に楽しくなります。早く誰かと一局打ちたくなります。近所の囲碁クラブに加入したり碁会所に通いたくなります。